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このブログは就職専門のブログです。 今後も、宣伝・広告の類は一切載せませんので、学校関係の方は、安心して学生にお薦めください。

2013年5月30日木曜日

就職成功の黄金律―49 自分に向いている仕事

このブログの一貫したテーマは、
「仕事は、何をやりたいのかで選ばずに、
  何が好きかで選んでください...」
ということです。

ということであれば、
今回のテーマである「自分に向いている仕事」
というのは、
「自分の好きなものや
  自分の好きなサービスを扱っている会社で働く」
ということになるのですが、
「そこで何をすることが、自分に向いている仕事なのか」
については、まだ、わからないままですよね。

以前、リーバイスというブランドが好きで、
そのブランド商品を扱っている会社に入った人の話を
このブログでとりあげました。

どのような仕事であれ、
自分の好みのブランドのステータスを維持向上させることに
つながる仕事ですから、
その人にとって、一所懸命になれる仕事になります。

みなさん、面接で、必ずといってよいほど聞かれる質問。

「あなたは、当社に入ったら、何をやりたいですか?」

「なんでもやります」とか
「どんな部門に配属になっても一生懸命やります」
とかいう回答はNGなんでしょうね、きっと。

でも、
「希望はマーケティング部門なのですが、
 どんな部門に配属になっても一所懸命やります。
 なぜなら、私は、御社の〇〇〇というブランドが昔から大好きで、
 その自分の大好きなブランドのステータスを向上させることに
 役立ちたいからです」
と言われちゃったりしたら、これは面接官は嬉しいもんですよ。

これまで、このブログを読みすすめてくれたみなさん。

これまでも幾度となく書いてきましたが、
自分に向いている仕事なんて、
やってみなきゃ、わからないんですよ、本当に。

私だって、いま、54歳ですけどね、
いまやってることが、自分に向いているかどうかなんて、
正直、わかりませんもんね。

ですから、以前のこのブログのテーマにもあったでしょう...

「キャリア決めつけ症候群」ってね。

なにがきっかけだか知りませんが、
私は将来、人事コンサルタントになる...だとか、
私は将来、設計開発部門のチーフエンジニアになる...だとか、
そんなもん、企業にとっては関係ないんですよ。

自分のことですから、勝手ですが、
根拠も希薄なまま将来目標を設定して、
その関係部門に配属にならなかったら、
第二新卒で転職を考えてみたり、
配属になった部門での仕事に本気で取り組めないとか
アホなことぼやいたりするのは、
本当に間抜けのすることです。

日経新聞の「私の履歴書」おもろいでっせ。

たいてい、自分の描いたようなことにはならずに、
仕事のとばぐちで、挫折していますね。

ところが一旗上げた晩年に思い返してみると、
あの挫折がなかったら、今の自分はなかった...
ということなんですね。

もう一度いいますが、
自分のキャリアを思い描くことは大切なことで、
その行為自体を否定するものではありませんが、
そのことに拘泥し、執着するのは、
はっきり言って、無駄です。意味がありません。