どのような仕事の担当となっても、
仕事にやりがいを感じられて、楽しく働けるという話をしてきました。
いろいろと会社を調べていくうちに、
共感できる商品、ブランド、サービスについて知ることができ、
この会社好きだな、自分に合ってそうだな
と感じる企業にぶつかります。
たとえば、よく使っているこの大好きな商品って、
この会社(ブランド)が作ってたんだぁ…
なんてこともあるでしょうね。
ブランドと会社名が一致していないことって、
よくあるんです。
企業研究をして興味を持ったら、
そこからユーザーになっても一向にかまいません。
商品を買って食べたり、使用してみたり、
一般向け商品・サービスを扱っていない企業であれば、その顧客に話を聞いてみるのが一番です。
しかし、半導体工場などで使われている機械について聞く…
などということは困難ですね。
では産業向け商品の企業について調べるには、
どうすればよいか。
それは市場占有率を調べることです。
いわゆるシェアってやつです。
シェアが高いということは、
顧客である企業が、
商品・サービスの内容に価値を見出しているので売れるということですから、非常に明快です。
なかでも、
圧倒的なシェアを獲得している商品・サービスを持つ企業は、
他の追随を許さないということですから魅力的です。
一般消費者向けの商品・サービスで
高いシェアを持つということは、
産業向け商品と同じように
価値がある商品・サービスであることは確かなのでしょうが、
一抹の不安材料としては、
広告・宣伝・口こみ等による効果によって、
瞬間的(といっても半年~1年サイクル)に
シェアが上がる場合がありますので、注意が必要ですし、
なにより一般向け商品・サービスなのですから、
過去の商品も調べたうえで、
実際に自分が使用(利用)してみて、
自身の感性をもって判断すべきでしょう。