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このブログは就職専門のブログです。 今後も、宣伝・広告の類は一切載せませんので、学校関係の方は、安心して学生にお薦めください。

2013年3月27日水曜日

就職成功の黄金律-46 人気の大企業は受けない

なんだかよくわからない政策で、
円安になり、株高になってきています。

自国通貨の価値が下がって喜ぶってのが
私には理解できません。

もはや、日本は輸出だけで食べていく国ではありません。

そりゃあ輸出産業も大切ですが、
貿易のバランスからいって、輸入も大切なわけです。

円の価値が他国通貨に較べて高ければ、
海外の有形無形の資産を安く調達できますし、
今後、成長が見込まれる
海外の有力ベンチャーにも資本注入しやすくなります。

すでに国内の有力企業はなんらかのかたちで
海外進出していますし、
今後とも経済の一層のグローバル化によって
企業は多国籍化していかなければなりません。

なぜなら、日本の人口は、将来減っていくからです。

そういったことを考えると、
ある程度の円高は、むしろ日本の強みとなるはずです。

株高が景気回復ですか?
円安が景気回復ですか?
インフレが景気回復ですか?

無論、それらが景気回復の一助となるということまでは否定しませんが、
ちょっと前の
リーマンショックで株はどうなりましたか?
アメリカの金融緩和で円はどうなりましたか?
外的要因で、こういったトレンドは急変してしまいます。

真の景気回復とは、
企業が本業で利益を上げ、
それに関わる人々の収入が上がり、
消費が拡大することです。

そして税収が上がり、財政を建て直す。

これしか道はありません。

但し、右肩上がりの経済成長を
今後の日本国内に期待するのは無理があります。

それは、もう一度言いますが、
今後日本の人口が減り続けるからです。

ちょっと前置きが長くなりました。

今回のテーマ「人気の大企業は受けない」と
この前置きがどう関係してくるのか。

企業は多国籍化していかなければならないことを
前置きで述べました。

一般的な多国籍企業とは、
海外に進出拠点をたくさん持っていて
誰もが知っている大企業を意味する場合が多いのですが、
私が今回取り上げるのは、規模が小さい企業も含みます。

そして今は海外に進出していなくても、
オーナーである創業社長が、海外進出を目論んでいるような企業です。

日本文化の特徴は
お・も・て・な・し
であるといわれています。

それを武器に、衣食住にまつわる和の基本サービスを売りとして、
海外に進出(計画を立てている)する企業は、
今後の成長が大いに見込めるといえるでしょう。

今後、アジアの経済は飛躍的に伸びます。

なぜなら、若者人口が、今後、さらに増え続けるからです。

日本の和の文化サービスを売りにアジア進出する中小企業、
特に衣食住に関する日本独特のサービスは、
アジアのスタンダードとなっていく要素を多く持ち合わせています。

そして、皆さんは、
衣食住の中にある「自分の好きなこと、興味があること」に焦点を定め、
それに関する仕事で海外展開を狙っている中小企業を探すのです。

大企業は小回りが利きません。

どうしても日本本社が持つ成功体験、頭でっかちの経営計画、
理解不能の人事配置、現場への権限移譲拒否、決定の遅延など、
うまくいきそうなことも、自分たちで駄目にしているケースは多いのです。

そこへいくと、中小企業は素早い意思決定で、
走りながら考えるオーナー社長がいますから、
成功する可能性は高いですね。

なぜなら、今、日本の中小企業が手がけている
和の文化のサービスは、
すでに、海外の人の心を魅了し続けてやまないからです。

これから、アジア各国民の所得は増え続けます。

そこに和の衣食住文化サービスが入って行くのです。

最後に、語学のことについて。

今、英語なんて話せなくてもいいんです。

オーナー社長に、
「卒業までに英語とマレー語の日常会話はペラペラになることを誓います」
と宣言するくらいのことはやってください。

本当にできなかったら...なんて心配はいりません。

入社する時にペラくらいでもみんな笑って聞いてくれますよ。