就職活動に限らず、
人は自ら動き出すと、
受け身でいたときに較べて出会いも多くなりますし、
いろいろと考えなければならないことに
遭遇する確率がふえてきます。
人は自ら動き、自ら考えなければならないということは、
以前にも述べました。
そして考えることによって、成長するのです。
受け身だけの世界に浸っているだけでは、
成長できません。
それを前提として、
今回のテーマ「チャンスのつかみ方」になるわけですが、
チャンスは向こうからやってきます。
唐突に聞こえるでしょうが、
チャンスは向こうからやってくるのです。
どういうことか。
自ら動き自ら考えるということは、
感性が鋭敏になっている状態です。
なぜならば、鋭敏にしないと動けませんし、
考えられないからです。
ところが受け身の状態では、
知覚できなければ、
それはそのままやり過ごされるだけですから、
何も起こりません。
港に繋留されているヨット、
これは受け身の状態です。
ところが、
いざ航海にのり出せば、
五感をフル回転させなければならないことは、
容易に想像がつきます。
自ら動き自ら考えるということは、
まさに航海にのり出すことです。
航海に出るためにヨットは存在するのであって、
繋留されるためにあるのではありません。
もちろん、人にも休息という繋留は必要ですが、
繋留したままでは存在意義を見出せません。
チャンスは向こうからやってきます。
但し、繋留され五感が働いていない状況では、
感知できません。
航海にのり出して初めて風を感じ、
潮流を捉えられるのです。