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このブログは就職専門のブログです。 今後も、宣伝・広告の類は一切載せませんので、学校関係の方は、安心して学生にお薦めください。

2012年11月15日木曜日

就職成功の黄金律―34 3年経たずに辞めようとしているあなたに

前章では、転んでもただでは起きないで…
というようなことを書きました。

なんだか転職相談のようになってしまいましたが、
このブログの目的は、
就職、転職、進路選択を誤らないようにすることですから、
そのあたりも含めて取り扱っていきたいと思います。

そもそも私は、転職は、
あってあたりまえという考えですから、
就職する時点で、
将来、転職することを一切考えないような一途な考えは、
あまり好きではありません。

だいたい、自分が転職する気はなくても、
外的要因で、転職せざるを得なくなるような時代です。

とは言いつつ、
誇りを持てるようなブランドで会社を選ぶことが大切…
という考えを、以前おより話しておりますように、
そのあたりの整合性について、
今回は話そうと思います。

会社に入って、
楽しいことばかりだと思っている人はいないでしょう。

むしろ、
辛いことの方が多いこともわかっているでしょう。

しかし、
自分で選んだ好きなブランドだからこそ、
予想していなかった配属先でも
頑張れるという話もしましたね。

入社してすぐ楽しいことばかりということは、
なかなかあるものじゃ、ありません。

長い場合で3年はかかります、
楽しさがわかるまでは。

ですから、第二新卒と呼ばれるような転職については、
私は、ちょっと待ってよ…と言っているわけです。

転んでも、
ただで起きてはいけないのです。

この会社選んで、失敗しちゃったなぁ…
と思って辞める決意をしたあなた。

決意した理由は何ですか。

あなたとの所属する部門と
頻繁にやりとりがある他部門の人と話しましたか…?

所属部門の担当役員と意見交換しましたか…?

社長に時間をとってくれと談判してみましたか…?

何万人も社員がいる会社なんだから、
そんなの無理…と、初めから諦めていませんか。

私は、社員から面会の申し込みがあれば、
必ず会う…という大企業の社長を知っています。

あなたに真摯さがあれば、
誰かは話に乗ってくれますよ。

誰も聞いてくれなかったら、
その時初めて決心すればいいじゃないですか。

どうせ辞めるのなら、
自分を組織の長とつく人一人くらいには
認めさせてから辞めませんか。

辞める前に、
あなたの所属する部門と
頻繁にやりとりがある他部門の長にだけ、
徹底的に「サービス」してみてください。

その長は、あなたの長に、
「いいなぁ、おまえのところにあんないい奴いて…」、
と話すでしょう。

あなたの長にとっては、意外な話です。

なにせ、あなたは、その長が嫌いなんですから。

大きい会社の場合、
事業部内の異動については、
基本的に本社人事部不介入の場合が多いですから、
こんな話が起点になって
異動になったりすることも、よくあります。

「なに…、おまえのところで飼い殺しにしているのなら、
俺のところで預かるよ…」というわけです。

好きなブランドなら、
いろいろな仕事を経験してみて、
その価値を高めるために、
いろいろなトライをする。

その結果、
このブランドは、支える価値がないと思ったら、
そのときに転職すればいい。

その時、あなたの能力は格段に向上し、
視野も広くなっていますから、
転職に成功する可能性も、
飛躍的に高まっているはずです。