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2012年9月27日木曜日

就職成功の黄金律-7 組織における派遣社員というポジション

派遣社員を企業組織では、なぜ受け入れるのでしょうか…?

それには、いくつかの理由がありますが、
第一の理由は、
緊急時のショックアブソーバー的役割を期待してのことです。

日本の労働慣行から、業績低迷時においても正規社員のクビは切れない。

多くの企業において、もっとも大きな費用は、
固定費(業績で変動しない支出費用)である正規社員の人件費です。

ですから、人件費(固定費)は、簡単には削減できません。

となると、派遣社員は、
業績の浮き沈みで雇用数を調整できる安全弁といえます。

派遣に関わる費用は、
変動費(やりようによっては支出を抑えられる費用)なのです。

ですから、企業側が、派遣社員を正規社員と同じように扱うといっても、
説得力はないですね。

同じであると考えているのであれば、正規社員にすべきなのですから。

とはいえ、派遣というシステム自体は、
とてもよい制度であると私は思っています。

派遣法本来の、一定期間働いたら正規社員として受け入れる…
ということが守られれば、双方にメリットが出ます。

しかし、現状は、そうなっていないことを、
これから派遣で働こうとしている人は認識すべきです。

ですから、いずれ正規社員で働こうと考えている人は、
紹介予定派遣にこだわって求職すべきであると、
私はアドバイスしています。